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笙ナイト!ライブレポート後半っ☆

よみ かき うたう 朗読家
宝木美穂です。

宝木こえないと! Vol.5 笙ナイト
ライブレポート後半です。

まず、後半1曲目は、
華さんのソロ演奏!
『線香花火』
IMG_1249 のコピー
(昨日の写真と似ていますが、ちょっと違うのです。
わかりますかあ?)


ドイツの作曲家、ロベルト・プラッツさんが
1990年代に書かれた作品。
外国の方が日本を描くと、
時に、日本人が気付かないことに
気付かせてくれることがありますね。

笙の音で、火花な飛び散るところ、
目に浮かびました!
笙という楽器の可能性が
見える曲と演奏。

中村華子さんならではです。

ここで、ちょっとブレーク
大好きな工藤直子さんの
大好きな
『てつがくのライオン』
IMG_1285 のコピー

「ライオンはてつがくが気に入っている。」
で始まるこのお話。
て・つ・が・く・し・て・い・る
という座り方やスタイルで、
その気になるキュートなライオン
実は深いお話とは思いますが、
可愛くて仕方ないのです。

ついでに、

長新太さんとの出会いになった
「ぼくのくれよん」の中の
ゾウを注意するライオン



~みどりのライオン みみまでみどり~(読み札)
「ぐりとぐらカルタ」に出て来るかわいいライオン

も紹介!

ライオンが好きなのね。私。単純に。
・・というか、ネコが好き。

アンケートでも、あれだけいろいろやったけど、
一番よかったのものが「ライオン」という方も!
インパクトあったみたいです。

次は、
『蜘蛛の糸』
これまた日本人なら誰でも1度は触れた事がある
(たとえ忘れていてもね)芥川龍之介の名作です。
otoyomiでも何度も演奏した演目で、CDも出しています。
今日は、笙と二人。

笙の音が響いた瞬間。
その場に極楽が浮かび上がり、
まるで蓮の花の匂いまで漂うよう。


読んでいる私も心地よく、
きっと聴いている皆さんも
同じ思いだったことと思います。

途中、フレームドラムも叩きながら
激しい部分の朗読^^
IMG_1309 のコピー

この作品の中で、
華さんは、私がしちりきと間違えていた
篳篥(ひちりき)を吹いてくださいました。

(写真がないのが残念!)

「篳篥は地に在る人の声」と言われる篳篥。
もうピッタリの場面で、
人の声のように吹いてくださる。

篳篥のリードは緑茶につけると
タンニンで強度が増すというお話も。
1200年前にも緑茶はありましたもの!

二人で、かんだた(主人公の名前)のエゴを
表現しました。

IMG_1296 のコピー

かんだたは自分の無慈悲な心のために
また地獄に堕ちてしまいますが、
お釈迦様は悲しげな様子でご覧になるけれど、
蓮の花が何ごともなかったかのように
ただ咲いている。


またそこに笙の音が素晴らしく
マッチしていました。

これ、再演したいな。

続いて、
このブログでも紹介した
『アインシュタインの手紙』

全文はこちらからお読みください。
アインシュタインの手紙
英語を日本語に訳した文を、
音で聴いたときにわかりやすいように
一部直して読みました。

そして。
私なりの解説をお話して・・

『できることならば』
~『満天の星』~『銀河鉄道の夜』


『できることならば』は私の書いた詩です。
10/30のコンサートでは、
別の作品と一緒に読んでいましたが、
アインシュタインの手紙のあとに、
どうしても持ってきたい作品でしたので、
今回も読みました。

愛を見たければ手を見ればいい
足を見ればいい
鏡の中の自分の顔を見ればいい


大好きな一節です。

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そこから、
5月に華さんとも一度演奏している
『満天の星』
otoyomiでも歌っている
元特別支援学校教諭でお知り合いでもある
山元加津子さんが作詞作曲した大好きな歌です。

そして、いつも読んでいる
銀河鉄道の夜の一節。

今回は、初めて
内容の解説をしました。

いつも自分をいじめていた
友達が溺れたのを助けようとして
川に飛び込み亡くなったカンパネルラ。
何も知らないジョバンニは、
そのカンパネルラと銀河鉄道に乗って
旅に出ます。

そこで、
「みんなの本当の幸いをためならば、
僕の身体なんか百ぺん焼いてもかまわない。
どこまでも一緒に行こう!」

カンパネルラと約束するのです。

「けれども、本当の幸いは一体なんだろう」
と問いかけるジョバンニ。

カンパネルラは
「わからない」と答えます。

友達を助けて、自分が亡くなることは、
お母さんのとっては
幸せなことなのだろうか

と、自問するカンパネルラ。

銀河鉄道の夜にはそういう自問が
随所にあります。

それはそのまま、宮澤賢治の
自問と決意を表しているのだろうと感じ、
胸に迫ります。

この大好きなシーンを
読ませていただきました^^

この演目の最後には
クリスマスソングの
『荒野の果てに』が入りました。
まさしく、笙はパイプオルガン
歌とハモります。

これをやってみたかったのでした!
気持ちよかったな~

そして、
ラストの演目。

『クリスマスの朝』~『蜂と神様』
5年前に書き下ろした作品
『クリスマスの朝』の最後に
『賛美歌320番』が笙で入ります。


厳かな音の中、
金子みすゞさんの『蜂と神様』の朗読。

お花の中の蜂から
お庭の中、町の中を経て、
世界まで拡がっていき、
世界は神様の中にあると。
そして、
神様はちっちゃな蜂の中にある。

金子みすゞさんの
世界観が詰まった
いつ読んでも素晴らしい詩です。

最後には『賛美歌320番』を笙とともに
歌いました。

以上、駆け足で追いかけてきました。

お客様からの感想には、
「宝木さんが声を発した瞬間に
別の世界へ連れていってもらえる」
と。
これは私も同じで、
別世界に入り込むのが心地いいんです。
(連れて行くのもね!)

「笙の音と宝木さんの声があう」
これは何人かの方に言われました。
嬉しいですね。
また、来年もご一緒します!(宣言してみる)

よく来て下さる方からは、
「久しぶりにじっくりと朗読を聴けた!」

と言っていただき、
これもとても嬉しかったことです。

7月から5回やってきた
宝木こえないと!
2015年を締めくくる
素晴らしいコンサートに
なったと自負しています

これも、来て下さるお客様、
心を寄せて下さるお客様、
そして、お手伝いしてくださる方、
チェシュメの皆様のお陰です。

心から感謝します。


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ありがとうございました!

来年は、
3月11日(金)から。

この日に向けて、
今から何か新しいことを
考えようと思っています。

その次は
6月3日(金)
(バリ舞踊のYukieさんがバリから来て下さいますよ)
と間が空きますから、3月、逃さずにお越しくださいね!!

以上、レポートでしたっ
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