老人施設・昭和歌謡コンサートのこと



老人施設でのコンサートはいつも評判だった。
美しい衣装を着てきてくださいと言われた。
それを皆さんが喜ぶのだ。
3ヶ月ぶりに行くと、一番後ろから私に大きく手を振ってくれるおばあさん達がいる。
「歌というのはこんなにも心を柔らかくしてくれるのね」と終演後に、
胸に手を当てて言ってきてくれるおばあさん。

私は、過去を懐かしむコンサートはやりたくない。
昭和歌謡メドレーなど、歌うものは、古いものだったけれど、そのとき1時間、
優雅で美しくて楽しい夢の時間を一緒に過ごすことだけを目指している。
そしていつも、待ってくれている老人たちの前に出ると、
「ああ、逢えた!この方たちの人生に間に合った!」という喜びに満ちあふれてしまう。



認知症の方が8割近い施設が多かったけれど、私には、あんまり実は関係ない。認知症というのは今の状況に過ぎなくて、その方の魂になんら遜色がないと感じられるからだ。
だから、私は全部伝わっていると思って演奏している。
そんな気持ちでステージをしていると、不思議とその方の人生が見えてきてしまう。
台所に立っている姿、おしゃれをする姿、働く姿。人生の先輩への尊敬の気持ちでそんな風にコンサートをしていると、なぜだろう。言葉を失っている方が言葉を発し始めたり、感情が無くなっていた方が泣き出したり、リズムを取り始めたり。。。
様々な奇跡・・?が起きるのだった。

このコンサートはある会社がスポンサーについてくださり成立していた。
スポンサー企業がやめてしまってから、まだきちんとした営業もしていないけれど、私を待っている人たちがいることがわかる。

早く出かけて行って、また心を柔らかくする時間を共に過ごしたいな〜と思う。

近く、スポンサーになる方法を告知したり、以前の映像をyoutubeにアップしますので、
気になる方がいらしたら、ご協力くださいませ!

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